はまゆう第72号春華秋実はまゆう

ここ数年、技術進歩の速さが著しい。アニメや漫画、SFの世界で描かれている世界が現実になりつつある。ドローンが飛び交い、無人の車が走る、そんな光景が見えてきます。特に「人工知能」は私たちの生活、経済、社会に大きな変化、影響を及ぼすことは間違いないと思う。「人工知能」とはコンピュータに知的な作業をさせる技術です。

例えば、アイフォンなどにも音声で動作するアプリ等が組み込まれています。これからもいろいろな知能が組み込まれ、なにをするにも便利で身近な道具として手放せなくなっています。まるでドラえもんの「秘密の道具」を想像してしまいます。

2112年9月3日にトーキョーで誕生した、ドラえもんは人間の子守用として開発されたネコ型ロボットです。22世紀の世界から「タイムマシーン」に乗って、もっともできの悪い野比のび太を幸せに暮らせるように「秘密道具」をもってでかけてきました。

知っての通り、のび太はつぎつぎに起こる難題にドラえもんの「秘密の道具」に助けを求めて解決しようと奮闘しますが、なんら問題の解決につながらない結果に終わります。
結局、のび太は「秘密の道具」に頼るのではなく、自分で試行錯誤を繰り返しながら問題に取り組んで自立心を高め、成長していきます。

私たちもこれから益々、「人工知能」のお世話になることと思いますが、これからは親しい友達ぐらいに考えて、自分の思考を高めるきっかけのような存在としてつきあっていくことが肝心ではないかと思います。

いずれにしてもドラえもんが「秘密道具」を携えて野比家の将来を明るくするためにやってきたように、「人工知能」など新技術が詰まった「道具」が私たちを成長させ、社会に夢と希望を与えてくれるものであってほしいと思います。
 
 
  今は現実となっているものも
   かつては 空想のものしか なかったのだ。
 
             ウイリアム・ブレイク